
地場産食材100%の給食を食べる六日町小学校児童=南魚沼市六日町
新潟県南魚沼市は市制施行20年を記念して、地場産食材だけを使った給食を市内の全小学校と中学校、総合支援学校の計21校で提供した。子どもたちはふだん食べている給食とはひと味違うメニューに驚き、南魚沼の食の豊かさをかみしめていた。
南魚沼市の豊かな食材や生産者の思いなどを子どもたちに感じてもらい、地域の良さを見直す機会にしてもらおうと、市が初めて実施。栄養教諭がメニューを考え、六日町と大和町が合併して南魚沼市となった11月1日に提供した。
メニューはコシヒカリのごはんと、エノキダケやマイタケ、八色シイタケなどが具材の「仲良しきのこのけんちん汁」、もち豚のカツにカグラナンバンみそと地元の雪譜(せっぷ)みそなどを合わせたソースがかかった「もち豚元気カツのWみそソース」、大豆やサツマイモ、大根、ニンジンなどが入った「秋の巻機(まきはた)サラダ」、八海醸造の甘酒、デザートにコシヒカリの米粉サブレ...
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