
米坂線の早期復旧を求め、北陸信越運輸局に要望書を提出する米坂線整備促進期成同盟会の仁科洋一会長(右)=11月11日、新潟市中央区
2022年8月の豪雨で被災し、一部区間の運休が続くJR米坂線の早期復旧を求め、沿線自治体の首長らでつくる米坂線整備促進期成同盟会が11月11日、国土交通省北陸信越運輸局(新潟市中央区)に要望書を提出した。
国への要望は2回目。同盟会長の仁科洋一・山形県小国町長や副会長の加藤弘・関川村長ら約30人が運輸局を訪れた。
要望は(1)太平洋側と日本海側を結ぶ基幹路線である重要性を鑑み、JRの路線としての早急な復旧(2)地域公共交通再編と今回の災害からの復旧を分けて考える-など3点。
提出後、取材に応じた仁科会長は「JRだけで復旧するには無理があり、財政の弱い沿線自治体も(復旧費用を)カバーできない。...
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