ほくほく線を運営する第三セクターの北越急行(南魚沼市)は8日、2025年9月中間決算を発表した。輸送人員は通学定期、通勤定期のいずれも前年度を下回り、大地の芸術祭の開催年でなかったことも影響し、売上高に当たる営業収益は前期比1317万円減の2億7018万円だった。

 営業収益のうち本業の運輸収入は、1458万円減の1億6458万円。このうち定期収入は4・8%減の5220万円、定期外収入は9・6%減の1億1237万円だった。

 営業費は、正社員の退職に伴い、JR東日本からの出向者受け入れによる人件費や、パソコンの入れ替えなどの費用が増え、1285万円増の5億5637万円となった。

 営業外収益は...

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