
JA県厚生連病院への財政支援について語る花角英世知事=11月20日、県庁
病院経営の危機に陥っているJA新潟県厚生連への財政支援について、花角英世知事は20日の定例記者会見で「厚生連がどういう経営改善を進めるのかを見ながら、最終的にどこをどういう形で、誰が支援するか判断したい」と述べた。
新潟県内で11病院を運営する県厚生連は多額の赤字を抱え、改革を進めなければ2025年春にも運転資金が不足する恐れがある。県や病院立地市町村に対して財政支援を求めており、県は12月中にも支援案を示す方向で検討している。
花角知事は、厚生連病院について「県立病院と同様に地域医療を支えている大事な柱だ。ぐらつくようなことはあってはならない」と支援の必要性を語った。
一方で、支援に向けて...
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