バスケットボールの第76回全日本大学選手権(インカレ)が11月29日、東京・代々木第二体育館などで開幕する。新潟県勢は、男子の新潟経営大が2年ぶり14回目、女子の新潟医福大が6年連続16回目、新潟青陵大が2年連続2回目の出場となる。3チームで争うリーグ戦(グループステージ)に出場し、リーグ戦の首位になればトーナメントに進出する。新潟県から出場する3チームを紹介する。
◆「泥くさく戦う」 男子・新潟経営大
北信越覇者として臨む男子の新潟経営大は、グループステージで関西大(大阪)、愛媛大と対戦する。2年の藤田照瑛は「一つ一つのシュートを丁寧に決められれば、自分たちのペースに持っていける」と自信を示す。

攻撃は5人が積極的にボールに絡んでリングに迫り、守備も全員で体を張る。高さが売りではないので、「泥くさく戦うことを1年間徹底してきた」と3年の西巻拳汰。チームワークで戦い抜く。
目標は2年前達成できなかった予選突破。4年の小玉俊介は「今までやってきたことを信じて、楽しむ」と気持ちを込めた。
◆フィジカルを強化 女子・新潟医福大
北信越予選2位の女子の新潟医福大は、1年時から活躍する4年生を中心に、内外のバランスが取れたチームだ。

遠征の回数や5対5の練習時間を昨年より増やし、フィジカル面を強化。主将の中島里菜は「勝負どころで決めきる力や体力がついた」と胸を張る。
大会では北翔大(北海道)...
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