
モンベルから糸魚川市へのオンラインによるライフジャケット贈呈式=糸魚川市役所
新潟県糸魚川市と包括連携協定を結んでいるアウトドア用品のモンベル(大阪府)が、自社で開発したクッション型ライフジャケット200個を糸魚川市の小学校へ寄贈した。地震に伴う津波災害などに備えてもらう狙い。
オンラインによる寄贈式が11月19日にあり、モンベルの辰野勇・代表取締役会長兼CEOは「防災訓練などでどんどん使ってもらいたい」と呼びかけた。
寄贈したのは、モンベルが2011年の東日本大震災を機に防災用品として開発した「浮(う)くっしょん」。普段はクッションとして使い、有事にはカバーを外して取り出せば水中に浮くライフジャケットになる。自分の居場所を知らせるための笛も付いている。
糸魚川市は、...
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