会合終了後、報道陣に説明する座長の関谷直也東大大学院教授=12月3日、県庁
会合終了後、報道陣に説明する座長の関谷直也東大大学院教授=12月3日、県庁

 能登半島地震2024年1月1日午後4時10分ごろに発生した石川県能登地方を震源とする地震。逆断層型で、マグニチュード(M)7.6と推定される。石川県輪島市と志賀町で震度7を記録し、北海道から九州にかけて揺れを観測した。気象庁は大津波警報を発表し、沿岸部に津波が襲来した。火災が相次ぎ、輪島市では市街地が広範囲で延焼した。の災害対応を踏まえた課題を検証するために新潟県が独自に設置した「防災対策検討会」が12月3日、県庁で開かれた。「避難対策」「孤立地域対策」「避難所運営対策」の3点について議論を終え、次回から報告書の策定に向けた議論に入ることを確認。2024年度内をめどに取りまとめる方針だ。

 検討会は4回目で、冒頭以外は非公開。終了後に座長の関谷直也東大大学院教授(災害情報論)が取材に応じた。

 この日は3000人以上が...

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