中学世代のスポーツ環境について意見交換する関係者ら=新潟市中央区
中学世代のスポーツ環境について意見交換する関係者ら=新潟市中央区

 中学部活動の地域移行を踏まえたスポーツ環境や指導の在り方などを考える研修会「中学生世代の多様なスポーツ推進ミーティング」が12月1日、新潟市中央区の県健康づくり・スポーツ医科学センターで開かれた。専門家らが「子どもの将来を見据えた環境を目指してほしい」と呼びかけた。

 新潟県スポーツ協会が主催し、スポーツクラブや自治体、学校関係者ら約40人が参加した。

 新潟医療福祉大の西原康行副学長は「部活動を移行するというより、地域の中に新しいスポーツ環境をつくるという発想が大事だ」と語った。

 日本バスケットボール協会で育成を担当する山本明さんは「勝利第一ではなく、個の成長を意識して指導してほしい」と強調し...

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