
山倉小を視察した新潟県教育委員会の関係者ら=聖籠町山倉
学校給食への地場産物活用を進める新潟県聖籠町の共同調理場(諏訪山)を、新潟県教育委員会の佐野哲郎教育長ら関係者が視察した。学校給食の在り方や食育の意義について、給食現場を通じて理解を深めた。
聖籠町の共同調理場は、町内の小中学校など1日約1500食を調理・配送している。献立のホームページでの発信や地場産食材の活用などが評価され、2023年度に県から表彰された。
視察は新潟県の教育月間に合わせ、11月中旬に行われた。教育長らは、共同調理場の2階に設けられた見学窓から、聖籠町特産の「砂里芋(さりいも)」を使ったみそ汁や地元の米粉を使った唐揚げなど、当日の献立を調理する現場を見学した。
その後、山...
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