新潟県下越地方の各地で光を使った装飾がクリスマスムードを盛り上げている。LED電球を使った道の駅のイルミネーションや公園の木々をカラフルに照らすライトアップ…。たくさんの光が冬の夜を彩っている。

◆毎日色が変わる大木の光 道の駅胎内(胎内市)

ケヤキの大木を利用したイルミネーション=胎内市下赤谷

 胎内市下赤谷の道の駅胎内では、入り口前にあるケヤキの大木を利用したイルミネーションが輝く。見る角度によって巨大なクリスマスツリーのようだ。

 市内の電気工事業「菅原電気工事」がボランティアで、LED電球約5千個を設置した。高さ8メートルほどの枝から、芝生広場の日よけ用の囲いに向けて放射状に配置。黄やピンク、青など多様な色の組み合わせに変更できるため、毎日点灯する色が変わる。

 道の駅を管理する市観光協会の須貝勝男事務局長は「イルミネーションをきっかけに昼間も胎内に足を運んでほしい」と話した。

 年明け以降も続ける予定。点灯は午後4時〜10時。

◆ピンクの光が木々を飾る 天朝山公園(阿賀野市)

ピンクの光に照らされる天朝山公園の桜の木々=阿賀野市中央町2

 阿賀野市の...

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