クリスマスシーズンに花を添えるイルミネーションが、新潟県柏崎市内の各地で輝いている。全長70メートルのつり橋を彩る圧巻の装飾、鮮やかな色使いの楽しそうな装飾、大人の雰囲気が漂うムーディーな装飾と、それぞれ個性的だ。どこかせわしない師走の夜、きらめく光が行き交う人々を温かく包んでいる。
◆虹色のつり橋出現!渡った先に幸せの鐘 高柳じょんのび村
高柳町高尾の温泉宿泊施設「高柳じょんのび村」では、約7万個の発光ダイオード(LED)で虹色に輝くつり橋や貸別荘が暗闇に浮かび、非日常の雰囲気を味わえる。

2021年に始まり4回目。2024年はつり橋を渡った先に「3回鳴らすと幸せになれる」鐘を設置した。セールスマネージャーの伊藤美穂さん(37)は「いやなことがあっても幸せな気持ちになれる、ハッピースポットにしたいと思って設置した」と語る。
家族で訪れた柏崎市向陽町の会社員(50)は「すごくきれいで子どもも喜んでいた。これを機に観光客が増えたらいいなと思った」と話した。息子(6)は「鐘を鳴らすのが楽しかった」とはしゃいでいた。
点灯は12月24日までの日没から午後8時。じょんのび村が休館の水曜を除く。
◆青×オレンジ、輝くツリー幻想的に 遊歩道「J-フォレスト」
駅前1の遊歩道「J-フォレスト」では、高さ約5メートルのシンボルツリーに青とオレンジの光がきらめき、幻想的なムードを醸し出している。

J-フォレストは、...
残り652文字(全文:1201文字)