
死体遺棄事件の現場付近の様子。盛られた土を戻す作業員の姿が見られた=2024年12月20日、聖籠町次第浜
新潟県聖籠町次第浜の空き家敷地内の土中から男性の遺体が見つかった死体遺棄事件で、新潟県警の捜査員が現場周辺の店舗で消臭剤の購入履歴を調べていることが12月21日、分かった。現場の空き家周辺では11月ごろに、近隣住民が「異臭がした」と証言している。県警は男性の死後、時間が経過してから埋められた可能性も視野に捜査しているとみられる。
次第浜の現場近くにある店舗の従業員によると、「警察から、消臭スプレーや殺虫剤の購入履歴が残っていないかと尋ねられた」という。
県警捜査本部は遺体が発見された翌日の17日の記者会見で、見つかった遺体について、「死後、相当程度時間が経過している」と説明。その後も身元が特...
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