
死体遺棄事件の現場付近=12月19日、聖籠町次第浜
新潟県聖籠町次第浜の空き家敷地内の土中から男性の遺体が見つかった死体遺棄事件で、新潟署捜査本部は12月24日、遺体の身元が新潟市中央区の無職男性=行方不明時(78)=と判明したと発表した。男性は10月中旬から行方不明となっていた。捜査本部は、男性が亡くなった時期や死因、遺棄された空き家との関連については「捜査中」としている。
新潟県警によると、男性は自身が所有する3階建ての建物1階で1人暮らしだった。10月16日午前に、男性宅に新聞がたまっていると消防から110番通報があり、10月21日に男性の親族が新潟署に行方不明届を出していた。
捜査本部は、男性が行方不明になる前、トラブルがあったかどうかは把握していないとしている。捜査関係者によると、男性が行方不明となった後に、男性の口座から現金が引き出されたとの情報があるという。
県警は捜査を進める過程で、...
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