
「二十歳のつどい」実行委員の(左から)畑野美紀さん、石﨑愛斗さん、山田達月さん、中原勇人さん。能登半島地震からの復興を願う声が聞かれた=12日、新潟市中央区
1月12日に新潟市中央区で行われた式典「二十歳のつどい」。本年度に20歳を迎えて出席したのは、過去数年の新型コロナウイルス禍や2024年の能登半島地震という「非日常」を経験した若者たちだ。「式典ができたのも当たり前のことではない」。運営に携わった実行委員会メンバーは周囲への感謝と、災害からの復興など地域に貢献していきたいとの思いを口にした。
式典は新潟市と市教育委員会が主催し、公募で集まった若者ら10人が実行委員として内容の企画や司会進行を担った。
「たくさんの人に感謝している」。実行委員長を務めた新潟市西区の大学生、畑野美紀さん(20)=さいたま市出身=は式典を終えると、ほっとした様子で話した。
中学、高校時代に新型ウイルス禍を経験。...
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