新潟県と妙高市、えちごトキめき鉄道が進めている妙高高原駅のバリアフリー化について、市は従来方針のエレベーター設置を断念し、ホーム間を平面移動できるように計画を変更する。現在、2番ホームから改札へは跨線橋を渡る必要があるが、1番ホームを拡幅することで直接改札へ行けるようにする。エレベーター設置に比べ、費用圧縮や工期短縮ができ、市は2026年度の着工を目指す。

 妙高高原駅には1〜3番線があり、えちごトキめき鉄道としなの鉄道の列車が乗り入れ、現在ホーム間は跨線橋を渡って移動する。妙高市は16年、バリアフリー化や利便性向上のため、エレベーターなどを設置する改修の基本構想をまとめたが、事業費が当初見込...

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