防災や減災を考える「2024 地方創生フォーラムin新潟」が1月22日、新潟市中央区の県民会館で開かれた。防災システム研究所(東京)の山村武彦所長の講演や専門家のパネルディスカッションがあり、地域の防災力を高めるため、災害の経験や教訓を次世代につなぐ重要性を確かめた。

 2024年は新潟地震から60年、中越地震から20年など、新潟県内で起きた大規模災害の節目の年で、国や新潟県、県内市町村、新潟日報社がキャンペーン「防災・減災にいがたプロジェクト」を展開。フォーラムは、その締めくくりで約200人が参加した。

 新潟地震など多くの被災地を見てきた山村所長は、日本では「どこでも震度6強の地震に備える必...

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