
花角英世知事定例記者会見=6月12日、県庁記者会見室
新潟地震の発生から6月16日で60年となることを受け、花角英世新潟県知事は12日の定例記者会見で「記憶を風化させないことが重要」と述べ、大規模災害の教訓を次世代へ伝えていく考えを示した。
2024年は、2004年の7・13水害、同じ年の10月23日の中越地震発生から20年の節目でもあり、県は市町村や国土交通省北陸地方整備局などと「防災・減災にいがたプロジェクト2024」を展開。県庁内での災害パネル展示などを通じ、記憶や教訓を継承する取り組みを実施している。
花角知事は新潟地震について、当時自宅があった佐渡市で大きな揺れに遭ったと振り返った。「家の中にいると危ないということで近所の子どもが集め...
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