
大の里(奥)が突き出しで宇良を下す=両国国技館
大相撲初場所千秋楽(1月26日・両国国技館)綱とりの大関豊昇龍が12勝3敗で並んだ平幕の王鵬、金峰山との三つどもえの優勝決定戦を制し、2023年名古屋場所以来9場所ぶり2度目の優勝を果たした。場所後の横綱昇進は確実となった。
豊昇龍は本割で大関琴桜を寄り切った。決定戦は金峰山を寄り切り、王鵬を寄り倒した。優勝決定ともえ戦は22年九州場所以来だった。琴桜は5勝10敗で来場所は初のかど番。
大関大の里(新潟・海洋高校出身)は宇良を突き出し、10勝5敗だった。関脇大栄翔は小結阿炎を突き出して11勝4敗。阿炎と小結若隆景はともに7勝8敗で負け越した。
金峰山と11勝4敗の元大関の霧島が、ともに2度目...
残り651文字(全文:951文字)