内閣府の有識者会合は、次世代エネルギーとして期待される核融合発電核融合炉の内部で「プラズマ」と呼ばれる1億度以上の高温・高密度の状態を作って軽い原子核同士を融合させ、その際に飛び出す中性子のエネルギーを発電に利用する構想。理論上、飛び出した中性子は次の反応には関係しないため連鎖反応は起きず、燃料供給を止めれば暴走しない。(※ページ下部に詳細。)の新たな技術実証や産業化に向けた安全確保の考え方の骨子案を了承した。核融合反応を使う装置の安全規制は、当面は原発の原子炉とは別の法律で...

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