魚沼市消防本部は7日、救急要請を受けて市内の現場に向かった救急車が、左後輪が外れて走行不能となり、代わりの救急車を出したため到着が約5分遅れたと発表した。搬送した80代男性は命に別条はなく、市消防本部は男性と家族に謝罪した。原因を調べ、再発防止を図るとしている。

 市消防本部によると7日午前11時半過ぎ、魚沼市堀之内を散歩していた男性の歩き方がおかしいと、近くの住民から通報があった。出動した救急車は県道を走行中にタイヤが外れ、代わりの車両が男性を病院に搬送した。外れたタイヤによる物損事故や隊員の負傷はない。

 市消防本部は、到着遅れによる男性の体への影響と脱輪の原因は調査中とし、車両の点検や整備...

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