
文科省「J-PEAKS」の採択事業について説明する新潟大の牛木辰男学長(中央)=2月3日、新潟市西区
特定分野に強みを持つ地域の中核大学を支援する文部科学省の事業「J-PEAKS」に採択された新潟大(新潟市西区)は2月3日、会見を開き、事業の概要を明らかにした。選ばれたのは「脳といのち」「食と健康」の2領域の研究で、牛木辰男学長は「新潟大学の強みである脳神経分野やコシヒカリの研究を一層進め、世界に貢献する成果を創出したい」と意欲を示した。
採択された事業の名称は「未来社会の“脳といのち”と“食と健康”のイノベーションを創出する研究拠点」。2025年度から5年間で約55億円が助成される。東北大(仙台市)や中部大(愛知県)などのほか、インド理科大学院大やボルドー大(フランス)といった海外の大学と...
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