
長岡市シルバー人材センターに設置されたリユース制服の販売コーナー=長岡市台町2
物価高が続き、入学の準備にも影響が出ている。原材料の高騰で制服が値上がりする中、不要になった制服を再利用した「リユース制服」が注目され、新潟県内の販売店などで需要が高まっている。制服を取り扱う関係者は「環境に優しく、家庭の経済的負担も軽減できる」と利点を挙げる。
新潟市南区のリユース制服専門店「Eco School Factory(エコスクールファクトリー)」は、下取りした学生服をクリーニングしたり修繕したりして安価で販売している。店頭には新潟市や三条市など近隣地域を中心に、県内全域の小中学校、高校の指定制服や自由制服など約300点が並ぶ。
2019年のオープンから利用客は徐々に増え、...
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