
俳優の長澤まさみさん(37)と森山未來さん(40)が夫婦を演じる舞台「おどる夫婦」が5月24、25日、新潟市中央区の市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で上演されます。映画「モテキ」以来14年ぶりの共演という2人に、舞台への意気込みや新潟への思いなどを聞きました。
舞台は、とある不器用な夫婦の10年の軌跡を描きます。作・演出を劇団「モダンスイマーズ」の蓬莱竜太さんが担当します。
長澤さんと森山さんは、「セカチュー」の略称でブームとなった映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)、「モテキ」(11年)に出演していますが、舞台で共演するのは初めて。

長澤さんが、森山さんに初めて会ったのは10代の頃。森山さんは当時すでに舞台経験があり、長澤さんは「現場でもその話をされていた。一緒に舞台に立てるようになるとは思ってなかったので、自分の成長過程を感じられて、感慨深かった」と振り返ります。「(これまで)一生懸命やってきたので、楽しみだなと思える自分でいられているのはうれしい感覚」といいます。

映画2作品で共演した長澤さんの印象について、森山さんは「(映画の中で)とても象徴的な女性として存在していてそのイメージが続いている」と語ります。現場での長澤さんの監督やスタッフとの関わり方にも触れながら、「2回しか一緒にしてないが、芯が通っているし、信頼できる感覚は変わらずある」。
森山さんは「舞台となると40日ぐらい一緒にやることになるし、今回は密なコミュニケーションが続く作品。長澤さんとやれるのがすごく楽しみ」と笑顔を見せました。

夫婦役について、長澤さんは...
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