
室内練習場でキャッチボールする荘司=沖縄県久米島町の久米島野球場(河北新報社提供)
昨秋に右肘を手術したプロ野球・東北楽天の荘司康誠(新潟明訓高校出身・新潟市西区出身)が完全復活を期し、2軍で力を蓄えている。2月13日まで実施した沖縄県久米島町での1次キャンプでは「1軍ではないので自分のペースで進められる部分が多い。充実したトレーニングができている」と順調ぶりをうかがわせた。
1月に傾斜を使った本格的な投球練習を再開。久米島キャンプでもブルペン入りを重ね、今月上旬で既に150キロ近くを計測していた。「肘の状態はいい。以前よりも球の強さが出ている」と手応えは十分だ。
大卒2年目だった昨季は周囲の期待に応えようとするあまり、開幕前に飛ばし過ぎたという。その結果、春先からコンディ...
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