男子ハーフパイプ決勝3回目を終え、笑顔を見せる平野歩夢=リビーニョ(共同)
男子ハーフパイプ決勝3回目を終え、笑顔を見せる平野歩夢=リビーニョ(共同)

 2連覇に挑んだこの4年は最後までいばらの道だった。スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(TOKIOインカラミ・村上市出身)は何度もけがに泣き、約1カ月前にも骨盤の右腸骨や鼻骨を折る大けがに見舞われた。それでも不屈の精神で斜め軸に縦2回転、横4回転半する新技を繰り出し、また乗り越えた。メダルに届かずとも「無事生きて帰ってこられて良かった。本当にそれだけ」と安心感で表情はすがすがしかった。

 初制覇した2022年北京大会後は...

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