2月15日正午前、魚沼市大白川の国道で、橋の除雪作業をしていた同所の会社役員男性(67)が約20メートル下の末沢川に転落した。男性は県防災ヘリで南魚沼市内の病院に搬送されたが、出血性ショックで死亡した。

 小出署と県魚沼地域振興局によると、男性は他の作業員と計8人で、末沢川とJR只見線の上にかかる中宿橋から、スノーダンプで雪庇(せっぴ)を落とす作業をしていた。転落したのを別の作業員が目撃し、消防に通報した。

 作業は只見線の運行に支障が出ないよう県が発注した。現場の国道は冬季通行止めとなっており、周辺には約4メートルの積雪があった。

...