
大雪の影響で多くの残雪が見られる万代地区=2月9日、新潟市中央区
強い寒気に伴い県内で降り続いた大雪の影響で、新潟県は2月9日、十日町、魚沼両市の一部地域に災害救助法を適用した。積雪により住宅倒壊のおそれがあるため。また、県内では9日もJRなど公共交通機関の乱れが続いた。新潟地方気象台によると、今後冬型の気圧配置が次第に緩む見込みで、雪崩や屋根からの落雪などに注意を呼びかけている。
災害救助法は十日町市の川西、中里、松代、松之山の各地域と、魚沼市の守門、入広瀬両地域が対象。市が行う屋根の除雪などの費用を国と県が負担する。自衛隊の派遣は予定していない。この雪では7日に阿賀町、長岡市(山古志地域)にも同法を適用している。
また、県は9日、十日町市の十日町地域に...
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