
児童がアイマスクや車いすを使って障害者のサポート方法を学んだ授業=2月12日、佐渡市石田
車いす利用者や視覚障害者の立場を理解し、サポート方法を学ぶ授業が2月12日、新潟県佐渡市石田の二宮小学校で行われた。児童は車いすに乗ったりアイマスクを着けたりして不自由さを体験。こまめな声かけなど支援の仕方を学んだ。
佐渡市社会福祉協議会が取り組んでいる出前授業で、3年生28人が参加。児童は車いすに乗ったり押したりして校内を移動し、段差がある所を下りる場合は後ろ向きに進むことなどを学んだ。視覚障害の疑似体験では、アイマスクを着けて階段を上り下り。補助役の子どもは「残り2段だよ」「手すりはここ」などと、不安を与えないためのこまめな声かけで慎重にサポートした。
初めて車いすに乗ったという児童(8...
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