降り積もった自宅前の雪をスコップで積み上げる住民=2月22日午後2時30分過ぎ、長岡市神田町1
降り積もった自宅前の雪をスコップで積み上げる住民=2月22日午後2時30分過ぎ、長岡市神田町1

 新潟県内では2月22日、強い寒気の影響で中越地方を中心に大雪となった。長岡市では22日午前10時までの6時間降雪量が32センチとなり、昨冬までの2月の記録に並んだ。積雪による家屋倒壊の恐れがあるとして、県は新たに魚沼市の一部地域に災害救助法を適用した。新潟地方気象台によると、24日にかけて冬型の気圧配置が続き、平地も含めて大雪となる所がある。中越地方では警報級の大雪となる可能性があり、交通障害などに注意を呼びかけている。

 22日に災害救助法の対象地域に追加されたのは、魚沼市の堀之内、小出、広神の各地域。これで魚沼市全域が対象となった。22日現在、県内の対象地域は6市2町。気象台によると、魚沼市(守門)では22日午後2時時点での積雪が368センチとなり、10年ぶりに350センチを超えた。

 長岡市では21日夜から22日昼前にかけて雪が降り続き、積雪が一時1メートルを超えた。晴れ間がのぞいた昼過ぎに、自宅前で除雪していた...

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