
国土交通省北陸信越運輸局新潟運輸支局(新潟市中央区)は2月26日、ゆざわ魚沼タクシー(新潟県湯沢町湯沢)に対し、タクシー会社が主体となり一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ「日本版ライドシェアタクシー会社の管理のもとで一般ドライバーが自家用車で客を有料で運ぶサービス。先行する米国や中国、東南アジアなどでは、スマートフォンアプリを介して、ドライバーと客を直接結びつけるサービスとして普及している。日本では「白タク行為」として原則禁止されているが、2024年4月からタクシーが足りない地域や時間帯に限って導入が認められた。」の事業許可を出した。営業区域は湯沢町で、許可は県内5地域目。
湯沢町は国内有数のスノーリゾート地で、冬季間は観光客やインバウンド(訪日客)が増加し、慢性的なタクシー不足に陥る。ゆざわ魚沼タクシーでは、配車を依頼する電話が鳴りやまないという。
予定している時間帯は午前9時台から午後10時台まで。運行車両は4台で、配車アプリを活用する。配車アプリの研修などをし、早ければ4月以降に始める。関誠社長(66)は「...
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