
関係者らを乗せたライドシェアの車両=10月9日、新潟市南区
タクシー会社が実施主体となり、一般ドライバーが自家用車で顧客を有料送迎する「日本版ライドシェアタクシー会社の管理のもとで一般ドライバーが自家用車で客を有料で運ぶサービス。先行する米国や中国、東南アジアなどでは、スマートフォンアプリを介して、ドライバーと客を直接結びつけるサービスとして普及している。日本では「白タク行為」として原則禁止されているが、4月からタクシーが足りない地域や時間帯に限って導入が認められた。」が10月9日、新潟県で初めて新潟市南区で始まった。この日、南区の白根総合公園で出発式が行われ、関係者らは、新しい移動手段によって住民の利便性が向上することを期待した。
実施主体は、南区に営業拠点を置く太陽交通新潟(新潟市西区)と白根タクシーを運営する泉観光バス(五泉市)。車両の枠は両社2台ずつで、毎日午後5〜9時台に、タクシーと併せて運用する。
利用者が配車を依頼する際は、専用のアプリを使用する。乗車地と降車地を設定すると料金が事前に確定。旧白...
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