全国の消防本部や消防署でハラスメントが確認されている問題で、新潟県内でも2023年度、暴力や性的嫌がらせなどハラスメント行為が四つの消防本部で6件発生し、幹部級を含む10人が懲戒処分されていたことが3月4日、分かった。4日の県議会常任委員会で県が明らかにした。

 新潟県消防課によると、内訳はパワハラが5件、パワハラやセクハラなどが複合したハラスメントが1件だった。

 公表済みだったのは2件で、1件は新発田地域広域事務組合消防本部で部下に対して懇親会で暴力行為をした事案。もう1件は魚沼市消防本部で、長期間6人の部下に繰り返しハラスメント...

残り177文字(全文:477文字)