難関試験に合格した神田優月さん（中央）と小木雄太さん（左）、山川健助さん＝新潟市中央区白山浦２
新潟商業高校（新潟市中央区白山浦２）情報処理科３年の女子生徒１人が２０２４年度、「日商簿記検定試験１級」に、男子２人が国家試験の「応用情報技術者試験」にそれぞれ合格した。いずれも難関試験で、高校生の合格は珍しいという。春に大学に進学する３人は「専門分野をさらに深く学びたい」と意欲を燃やしている。
２０２４年１１月の試験で日商簿記１級に受かったのは神田優月さん（１８）。１級は「商業簿記」や「会計学」など４科目が出題され、極めて高度な知識が必要とされる。合格率は１５・１％だった。
同校で学んだ兄の影響で、簿記に興味を持った神田さんは、高校に入学してから授業や...
残り622文字（全文：903文字）
