選手宣誓をする埼玉県立熊谷西高校の3人=16日、佐渡市相川栄町
選手宣誓をする埼玉県立熊谷西高校の3人=16日、佐渡市相川栄町
開会式に臨む参加生徒=16日、佐渡市相川栄町

 全国の高校生が佐渡市に集まり、版画の腕を競う「第25回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)」の本選大会が3月16日、開幕した。生徒たちは3人一組で3日間かけ、島で取材した景色や文化を一枚で表現する。

 大会は2001年に始まり、版画が盛んな佐渡で毎年行われている。今回は団体戦に全国から17校46チームの応募があり、13校13チームが予選を通過。新潟県からは連覇を狙う佐渡中等教育学校が出場している。

 相川体育館で行われた開会式で、大会長の渡辺竜五佐渡市長は「世界的に評価された、佐渡のさまざまな文化、歴史を見てもらいたい」と激励。入場行進の演奏や司会、歓迎のあいさつなどは地元高校生が担当した...

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