「日本一おいしい球団」の新メニューが登場-。イースタン・リーグのオイシックス新潟アルビレックスBCが、今季のホーム戦で提供する新作スタジアムグルメを発表した。にいがた和牛のローストビーフ丼など、新潟の味覚をふんだんに使った3品が新たに登場。3月22、23日にハードオフ・エコスタジアム(新潟市中央区)であるホーム開幕戦は「食の祭典」と銘打ち、対戦相手の日本ハムファイターズにちなんだ北海道の味覚を楽しめる。

 球団は「日本一おいしい球団」を掲げ、メインスポンサーの食品宅配大手「オイシックス・ラ・大地」(東京都)と共にスタジアムグルメ(スタグル)事業を展開している。

 今季は「おいしさフルスイング戦略」を打ち出し、課題を改善。待ち時間を短くするため、売店を2カ所に増やした。このほか、「食」をキーワードに球場体験を楽しんでもらうため、ビジターチームに関係したグルメなどを提供する「食の祭典」を開催する。

 新潟在住のスタグル担当者は、四季折々の新潟の食材を確保。オイシックスと連携して、新メニューを開発した。売り上げは昨季から倍増し、4000万円を目指す。3月11日のメニュー発表会に臨んだ球団副本部長の白石夏輝さん(34)は「『食の新潟』のイメージを球場から発信し、しっかりと根付かせたい」と力を込める。

 ホーム開幕戦では、新メニュー3品が登場する。

 ローストビーフ丼(1600円)は、にいがた和牛を低温調理で仕上げ、さっぱりとしたカグラナンバンのタレを絡めた。

三元豚の角煮揚げ(700円)は、ホロホロになるまで煮込んだ角煮を衣で包み、サクッとした食感と柔らかな口当たりの逸品。

 ナンバンエビの唐揚げ(700円)は、シンプルな調理方法で食感とうまみを引き出した。

 球団アンバサダーには...

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