
米坂線
2022年8月の新潟県北豪雨2022年8月3日から4日にかけて発生。新潟県によると住宅被害は村上市、関川村を中心に全壊8棟、半壊23棟、床上浸水889棟などの被害が出た。総降水量は村上市坂町で589ミリ(国土交通省観測)、関川村下関で569ミリ(気象庁観測)などと記録的な豪雨になった。人的被害は重傷者1人で、死者はいなかった。で被災したJR米坂線を巡り、JR東日本新潟支社の白山弘子支社長は3月21日、第三セクターなどによる運営やバス転換にした際の費用試算について「どのような前提条件で試算するか、(新潟、山形)両県の考えを聞き、整理したい」と述べ、県の意見を取り入れた形での試算が適切だとの認識を示した。JR東と沿線自治体による「復旧検討会議」を3月26日に関川村で行うことも明らかにした。
- 「三セク化」「バス転換」も地元負担額を試算へ、JR側が提示で調整
- 三セク化にしろバス転換にしろ「JRが試算示して」新潟県知事が見解
- JR直営?三セク?4案提示のJR東日本側、「上下分離」以外の単独費用試算に否定的
JR東は米坂線の復旧後の運営方法として(1)JR直営(2)鉄道施設を自治体が保有する上下分離方式(3)第三セクターなどによる運営(4)バス転換-の4案を提示。直営を前提とした復旧は「難しい」とし、上下分...
残り331文字(全文:631文字)