定例記者会見で、上越地域の医療再編について語る花角英世知事＝２日、県庁
上越地域の新たな中核病院の設置や周辺病院との機能分担を定める中期再編の素案が、予定していた３月末までにまとまらなかったことについて、花角英世知事は２日の定例記者会見で「関係者は精力的に調整していただいたと思うが、一致点が見いだせなかったのなら仕方がない」とした上で、議論を継続し早期の合意を目指すとした。
花角知事は、中核病院設置といった方向感は関係者間で一致しているとの認識を示し「複数の病院をどうやって目指す形に変えていくかなど、さまざまな考えや立場がある。すり合わせには一定の時間がかかる」と指摘。「病院経営が非常に厳しい状況がある。危機感を持ち、できるだけ早期に関係者が合意できるようにした...
残り268文字（全文：568文字）
