
「子ども第三の居場所」の助成決定書授与式に臨んだB&G財団の朝日田智昭常務理事(右)と鈴木力市長=燕市役所
燕市は、生活や学習に不安を抱える児童を支援する「子ども第三の居場所」を、大関小学校(大曲)の敷地内に開設する。ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団、東京)の助成金を活用し、2026年4月の運営開始を目指す。
B&G財団は日本財団(東京)と連携し、自宅と学校以外の「子ども第三の居場所」の開設を全国で進めている。設置を希望する自治体を募り、開設費と3年間の運営費を助成。運営は自治体側が担う。今年1月末時点で245カ所ある。
燕市は20年度、B&G財団の助成を受け、市内初となる「第三の居場所」を吉田南小学校区に開所。今回は大関小学校区に児童クラブをつくるのに合わせ、市内2拠点目として...
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