
入校生41人を迎えた県農業大学校の入校式=4月8日、新潟市西蒲区
新潟県農業大学校(新潟市西蒲区)で8日、入校式が行われた。稲作、園芸、畜産各科で計41人が入校。全寮制で2年間、農業の専門知識やスマート技術などの先端農法、経営などを学び、新潟県農業のけん引役として農業経営者や指導者を目指す。
式では渡部浩校長が「先輩たちに続き、日本の食料供給基地である本県農業の未来を担う力となることを期待する」と祝辞を述べた。入校生代表は「農業の後継者不足の解決には私たち若い力が必要。農業を実践的に学び、必要とされる人材になりたい」と宣誓した。
同校卒業生のほとんどは家業の農業を継いだり県内の農業法人に就農したりするほか、農業関連団体、企業に就職する。
稲作経営科に入校し...
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