
子どもとドラムをたたく「まーち」の佐藤弥生代表=上越市本町3
発達障害など話すことが苦手な子どもに、音楽を使って発語を促す児童発達支援・放課後等デイサービス「まーち」が上越市本町3にオープンした。音楽療法に特化した支援施設は珍しいといい、代表の佐藤弥生さん(51)は「音楽による療育で、子どもたちが笑顔になれる場をつくりたい」と話している。
佐藤さんは音楽教室のピアノ講師を経て、15年ほど前に「やよい音楽教室」(上越市稲田2)を開いた。教室で教える中、発達に不安がある子どもや保護者が、発語や発音に悩んでいることを知った。歌や楽器を使い心身をケアする「音楽療法」で発達を支援できないかと考え、2月に高田本町商店街にオープンした。
まーちでは、...
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