一緒に遊ぶ御免町幼稚園の園児と教諭。閉園記念イベントにも参加する=新発田市大栄町4
一緒に遊ぶ御免町幼稚園の園児と教諭。閉園記念イベントにも参加する=新発田市大栄町4

 新発田市唯一の市立幼稚園の御免町幼稚園(大栄町4)の閉園記念イベントが11月1日、同幼稚園で開かれる。3人の園児と3人の教諭は「思い出に残るイベントにしたい」と、力を合わせて準備を進めている。

 御免町幼稚園は1967年、新発田、西園に続く市内3番目の市立幼稚園として開園した。70年には221人が在籍したが、中心市街地の空洞化や少子化などの影響で園児数が減少。24年度以降、子どもの募集が停止された。現在は年長の3人が通う。

 3回目の御免町幼稚園勤務となる第20代園長の加藤直美さん(57)は「子どもにとっても、私にとっても思い出が詰まっている園なので、閉園は残念」と話す。園の歴史に花を添えるよう...

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