海沿いにある荒浜町内会が行った飛砂の除去作業=柏崎市荒浜
海沿いにある荒浜町内会が行った飛砂の除去作業=柏崎市荒浜

 柏崎市の海岸沿いに広がる荒浜町内会は、町内の市道に堆積した飛砂の除去作業を行った。市道は「海岸道路」と呼ばれる全長1キロ余りの道で、冬期間に強風の影響で砂が積もる。身近な道路の美化を図る春の恒例行事で、住民ら約400人がスコップを手に汗を流した。

 海岸道路は、東京電力柏崎刈羽原発の近くにあり、国道352号に並行して日本海側を通る。荒浜漁港にも通じており、住民の散歩コースにもなっている。荒浜町内会長の品田静雄さん(73)によると、飛砂の除去作業は20年ほど前に始めたという。今年は6日朝に行った。

 住民は防砂フェンス下や歩道脇にたまった砂をスコップで車道にかき出し、重機で回収しやすいように積み上...

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