
会見で質疑に答える中川幹太上越市長=4月24日
上越市の直江津南小で5年生の給食に蛍光灯の破片が混入したにもかかわらず、給食を中止せず児童21人に食べさせた事故を受け、中川幹太市長は24日の定例記者会見で「重く受け止め、児童や保護者に心よりおわび申し上げる」と陳謝した。
事故は22日、給食配膳時に黒板の横に立ててあった蛍光灯を介護員が床に倒し、破片が給食に入った。市のマニュアルでは給食を中止することになっているが、担任と介護員が目視で破片を取り除き、給食を続けた。
市長は事故について「安全確保対策に不備があった」と説明。「子どもの安全管理を第一優先に考え、全ての教職員がその考えを徹底しなければならない。絶対に再発させないよう、気を引き締め...
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