柏崎唯一のスキー場「高柳ガルル」市が設備更新せず閉鎖に言及…今季客数好調も“コスパ×”？市民から存続望む声

　柏崎市唯一のスキー場「高柳ガルルのスキー場」（柏崎市高柳町岡野町）の営業が３月上旬に終了し、積雪に恵まれた今季は、入り込みが好調だった。ただ、施設を所有する市は老朽化が進む圧雪車などの大型設備を更新しない方針を示しており、将来の閉鎖にも言及する。ゲレンデは斜度が緩やかで家族連れにも人気なことから、スキーの普及に貢献しているとして、地元住民からは存続を望む声が上がっている。

　スキー場は１９９５年１月にオープン。全長４２４メートルの２人乗りリフトが１基ある。高柳町にある県立こども自然王国の指定管理者でもある「生態計画研究所」（東京）が２００９年度からスキー場の指定管理を受け、運営している。

　まとまった降雪があった２４年度の入り込み客数は...