地元の小中学生が踊りを披露した粟島の「島びらき」=2日、粟島浦村の粟島港
地元の小中学生が踊りを披露した粟島の「島びらき」=2日、粟島浦村の粟島港

 粟島(粟島浦村)で2、3の両日、観光シーズンの幕開けを告げる「島びらき」が行われた。村上市の岩船港から船で渡った観光客を大漁旗や踊りの披露で出迎え、島内は歓迎ムードに包まれた。

 2日は2便のフェリーで約160人が来島。粟島浦小中学校の子どもによる「島っ子ソーラン」や保育園児の踊りでにぎやかに迎えた。

 粟島港のある内浦集落では、名物料理のわっぱ煮を販売。島内の若手漁師らが考えた「漁師丼」の一つとして、ブリのタレカツ丼も提供され、観光客は豊かな海の幸を満喫していた。

 3日は島内産のサツマイモ「島はるか」を使い、粟島浦中の卒業生が考案したクッキーも売り出された。

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