
新潟市中心部
日銀新潟支店は5月の金融経済動向を発表した。県内景気は「原材料高の影響などを受けつつも、持ち直している」との基調判断を7カ月連続で据え置いた。項目別では生産や輸出、個人消費などの判断を維持。平形尚久支店長はトランプ米政権の関税強化策などに触れ、先行きについては「下振れする可能性が高い」との見方を示した。
生産と輸出は「横ばい圏内の動きとなっている」を維持。生産では各業種の判断も据え置いた。米菓、練り製品は堅調に推移し、化学は横ばい圏内の動きとなっている。
個人消費は「一部で弱い動きとなっているものの、回復している」を維持。乗用車の新車登録・届け出台数は一部メーカーの認証不正問題の影響が薄れ、...
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