
新潟県庁
柏崎市と出雲崎町で計画されている「(仮称)西山風力発電事業」について、県は12日までに「環境影響評価準備書」に花角英世知事の意見を付けて経済産業相に提出した。実質的な事業者である日本風力エネルギー(東京)は当初18基程度としていた発電機を12基に減らし、1基を大型化する計画に変更した。知事意見では「1基当たりの環境影響が大きくなる側面があるにもかかわらず、検討経過の説明が不十分」と指摘。その上で、発電機の設置基数や機種の検討経過などを評価書に具体的に記載するよう求めた。
経済産業省によると、全国的に風力発電事業における発電機1基当たりの出力や大きさは大型化する傾向にあり、事業区域の縮小など当...
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