
新潟県出雲崎町や柏崎市の住民らでつくる「中越風力発電を考える会」が、日本風力エネルギー(東京)が両市町で計画する大規模風力発電所の撤回などを求める要望書を仙海直樹出雲崎町長に提出した。
日本風力エネルギーの計画では、両市町に12基の風力発電機を設置。2026年春に着工、2028年春の営業運転開始を目指している。
考える会は、風力発電事業に不安や懸念を抱く住民ら約30人で2024年11月に発足。要望書では、風車建設が土砂災害を誘発する不安があることなどを理由に風力発電計画の撤回と、事業者の環境影響評価準備書に対し、県知事から求められている意見で「不同意」を表明することを求めた。署名約3000筆...
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