保護者の負担を減らす取り組みを進める「いるか保育園」=新潟市東区小金町1
保護者の負担を減らす取り組みを進める「いるか保育園」=新潟市東区小金町1

 保育園などに子どもを通わせる保護者の負担を軽減するため、おむつや食事エプロンなどを園が用意し、通園時の荷物を減らす取り組みが県内で広がっている。私立の子ども園や企業主導型保育施設で始まっているほか、新潟市の公立保育園などでは今夏から、希望者が定額でおむつが使い放題となるサブスクリプション(サブスク)を始めるなど、自治体でも導入が進む。

 新潟市東区の企業主導型保育園「いるか保育園」では今年1月から、手ぶらで通園できる園を目指し、おむつや食事用のエプロン、昼寝用の敷布などを園が用意するサービスを本格的に始めた。服が汚れた場合の着替えや昼寝用掛け布団も、自宅から持参した後は園側が洗濯、保管する。

 園を設置する新潟綜合警備保障(新潟市東区)の社員で、...

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