万全の準備と登山計画作成を呼びかけた広報活動＝湯沢町三国
本格的な春の登山シーズンを迎え、南魚沼署や南魚沼市消防本部などでつくる南魚沼地域山岳遭難防止対策協議会は、湯沢町三国の平標山登山口で、登山客に無理のない登山計画を立てるように呼びかけた。
協議会の１１人が、万全な装備品の携行を求め、スマートフォンからも登山届が出せることなどを知らせるチラシ入りのポケットティッシュを、４月下旬に配った。
南魚沼署の横山芳樹地域課長は「登山届の提出や入山前の気象状況の確認などを徹底し、体調に不安がある時の登山は控えてほしい。１人ではなく複数人で登ってほしい」と話した。
今年の南魚沼署管内の山岳遭難は４月末現在で、昨年同期比３件増の１６件となっている。県内の発生件...
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